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福島わらじまつり開幕 街中包む熱気、響く「わっしょい」

08/03 09:20

県都の夏の夜に流し踊ったわらじおどり=2日、福島市・国道13号

 県都の夏の風物詩「第55回福島わらじまつり」は2日、福島市中心部の国道13号(信夫通り)で始まった。初日は市内の企業や学校など30団体約1860人が参加。「絆パレード」で開幕し、2019年に刷新された「新生わらじおどり」を浴衣や法被姿で華やかに披露した。沿道からも「わっしょい」とかけ声が上がり、街中が熱気に包まれた。

 コースを延長し、昨年までの「輪踊り」から「流し踊り」方式となった。桜の聖母学院高ダンス部「GLITTERS」の飛田千花さん(17)は「最高の夏の思い出になった。観客の皆さんが温かく見守ってくれて心強かった」と笑顔で語った。

 3日は信夫通りで午後5時からわらじ綱引き、同6時40分からわらじおどりや大わらじパレードが行われる。福島医大駅前キャンパスでは午前10時と午後1時半から、わらじ作りやわらのわ作り教室が開催される。


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