福島わらじまつり実行委員会は4日、まつりで使われた大わらじを福島市の信夫山・羽黒神社に奉納した。商売繁盛や無病息災を願い、今後もまつりを開催していくことを誓った。
全長約12メートルの大わらじは2、3の両日、市中心部の国道13号などで行われたパレードで、担ぎ手とともに練り歩いた。奉納には約40人が参加し、神社裏手の山道から大わらじを運搬。「わっしょい」と威勢の良いかけ声を上げながら坂道を駆け上がると、力を合わせて台座につるし上げた。実行委の小河日出男会長は「3日間無事に、そして盛大にまつりを開催することができた。来年以降も引き続き盛り上げていきたい」と総括した。