パリ・パラリンピックに出場するボッチャの遠藤裕美(38)=福島県ボッチャ協会、福島市出身=は7日、市役所で激励会に臨み「いい結果を報告できるように頑張りたい」と抱負を語った。
遠藤は個人ボッチャクラス(BC)1と団体BC1・BC2に出場する。2021年の東京・パラリンピック出場を逃した後、トレーニングや食事面、車いすの調整などを見直してきたという。「パラリンピック初出場だが、緊張はない。どんな状況になっても対応できるよう取り組んできた」と自信をのぞかせた。
木幡浩市長は「楽しんでプレーして、スポーツの楽しさを届けてほしい」と述べ、激励金を手渡した。
競技アシスタントも務める母さとみさんも同席し「パリでも自分らしくプレーしてほしい」と期待を込めた。