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【パリだより】花の都、沈まぬ太陽

08/08 09:15

午後9時ごろのパリの様子。日は落ちておらず、外を1人で歩くのも怖くない。真っ暗になるのは午後10時ごろだ

 【パリ=報道部・佐藤智哉】パリの夏は日中が長い。午後9時を過ぎても外は明るく、周囲が真っ暗になるのは午後10時過ぎだ。

 パリは北緯48度に位置し、北海道の最北端・稚内(北緯約45度)よりも北にある。夏は北半球が太陽に向かって傾くため、夏の日照時間は長いときで16時間以上になるという。

 このため時計を1時間進めて昼の時間を長くするサマータイムを導入している。夜の飲食店では、テラス席でお酒を飲みながら会話を楽しむ姿も目立ち、ゆっくり食事ができるのは、この時期ならではの楽しみのようだ。

 ホテルのフロントの人に「パリは暗くならないですね」と話してみると、「日本は日いずる国でしょ。日本こそ明るいんじゃないの」と不思議そうだった。

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