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天鏡蒸溜所、9月1日本格稼働 ウイスキー製造、2034年出荷目指す

08/31 08:10

 リオン・ドールコーポレーション(会津若松市)のウイスキー製造を担う関連会社「天鏡」(磐梯町)は9月1日、天鏡蒸溜所を本格稼働させる。本年度はウイスキー4万8000リットルの製造を計画している。同社が30日発表した。10年間熟成させて2034年の出荷を目指す。

 蒸留所はリオン・ドールコーポレーションの関連会社の榮川酒造の工場内に整備した。天鏡は同日付で、ウイスキー製造の天鏡蒸溜所と日本酒製造の榮川酒造を持つ事業運営会社として組織改定も行う。

 ウイスキー事業は、観光船沈没事故で22年に急逝したリオン・ドールコーポレーション取締役の小池駿介さん=享年(28)=が造り上げた。駿介さんが仕入れたスコットランドの原酒を3年熟成させたブレンデッドウイスキー「風」は9月21日、数量限定で販売が始まる。初回限定版921本を会津地方と公式サイトで販売する。

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