• X
  • facebook
  • line

白熊に化粧まわし「来場所は優勝に食い込みたい」 須賀川で十両優勝祝賀会

09/01 08:15

地元後援会から「松明あかし」をモチーフにした化粧まわしが贈られた白熊

 大相撲名古屋場所で初の十両優勝を決め、8日に初日を迎える秋場所で新入幕を果たした須賀川市出身の白熊=本名高橋優太、二所ノ関部屋=の十両優勝・新入幕祝賀会が31日、古里の同市で開かれた。白熊須賀川後援会から化粧まわしを贈呈された白熊は「多くの人の支えを実感した。来場所は2桁勝ち越して、あわよくば優勝に食い込みたい」と力強く抱負を語った。

 化粧まわしは同市伝統の火祭り「松明(たいまつ)あかし」をモチーフに作製。白熊は「(松明あかしには)幼少期に祖父と行って迷子になった記憶がある」と笑い、「松明あかしの火のように、観客と一緒に燃え上がる相撲を取りたい」と意気込んだ。

 同席した二所ノ関親方=元横綱稀勢の里=は「地元で優勝パレードが出来るように、鍛錬を重ねて、しっかり稽古をつけていきたい」と力を込めた。祝賀会には白熊ファンの会員ら約200人が参加。白熊が相撲を始めたきっかけとなった祖父高橋祥武(よしたけ)さん(76)に白熊から感謝の花束が贈られる一幕もあった。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line