【9月30日付編集日記】こんにゃく騒動

09/30 08:00

  • 有料記事

 江戸末期、現在の東白川郡でたいまつなどをかざした200人余りの農民が、村役人の名主の家を打ち壊した。首謀者ら58人は現場に駆け付けた代官所の役人に捕まり、投獄される事態となった  ▼現地は水戸藩から伝わった、コンニャク芋の栽培が盛ん。生産された芋は良質で全て水戸に納められたが、販売方法を巡り、利権を得ようとした名主と、収入減を恐れた農民が対立したことが発端だ。「こんにゃく騒動」として記録が残る...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line