福島県内、手足口病５週連続で増加　新型コロナは６週連続減

　県が２日公表した感染症発生動向調査週報（９月２３～２９日）によると、手足口病患者が５週連続で増加し、県内４９カ所の小児科定点医療機関から７４０人（前週比２２０人増）、１定点当たり１５．１０人（同４．４９人増）の感染が報告され、警報レベルが続いている。呼吸器感染症の一つ「マイコプラズマ肺炎」の患者数も増えている。

　一方、新型コロナウイルス感染症は６週連続で減少し、県内８２カ所の定点医療機関から４３２人（前週比３８人減）、１定点当たり５．２７人（同０．４６人減）が感染していた。

　また、結核は郡山市の６０代男性と会津保健所管内の８０代男性の計２人が感染していた。今年の感染者は累計８８人で前年同期より４人多い。