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大相撲・荒汐部屋に会津後援会 関取の誕生目指し発足

10/03 09:05

総会であいさつする荒汐親方

 福島市出身の若元春、若隆景、若隆元の「大波3兄弟」が籍を置く大相撲の荒汐部屋の会津後援会が2日、発足した。会津若松市で設立総会を開き、会津出身の関取を誕生させることを目指して各種事業を展開することを決めた。会長には渋川恵男会津若松商工会議所会頭が就いた。

 具体的な活動内容については組織体制が整ってから決定するが、荒汐部屋の力士を招いた子どもたちの相撲大会や部屋の会津合宿などを想定している。出席者からは「会津のコメを食べてもらうために、部屋に届けたい」などの案が出た。

 総会には荒汐親方(元幕内蒼国来)、先代荒汐親方(元小結大豊)の女将(おかみ)の鈴木ゆかさんが来賓で出席。荒汐親方は「会津からいつか関取が誕生するようイベントなどに参加していきたい。荒汐部屋として(後援会活動を)盛り上げていければと思う」とあいさつした。

 会津後援会は、6月に荒汐部屋が猪苗代町でファンとの交流会を開いたことを縁に設立に至った。地方に部屋公認の後援会ができるのは長野県下諏訪町の諏訪湖後援会に続いて2例目。

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