震災…鎮魂と復興 夜空へ光の柱、相双でモニュメントイベント

10/21 11:10

鎮魂と古里再生の願いを込め、夜空に向かって放たれたサーチライト=相馬市・松川浦

 東日本大震災の犠牲者の鎮魂と復興を願うイベント「光のモニュメント」は20日、相馬市で始まった。古里再生への祈りを込めたサーチライトが、来年3月11日まで相双地方の各地で夜空に向かって放たれる。

 イベントは、震災に思いを寄せる機会にしてもらおうと2017年から続いている。今回は相双9市町村11カ所で行われる予定。相馬市では、松川浦に突き出た桟橋の先端から光の柱が伸び、闇夜を照らした。実行委員会の須藤栄治代表(51)は「イベントを通じて、相双を一つにつなげたい」と話した。

 次回は11月3日、葛尾村の復興交流館あぜりあで実施する。問い合わせは実行委(電話090・4043・5753)へ。

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