漁獲の異変は福島県だけでなく、全国各地で起きている。突然の豊漁に恵まれた地域では「変化を好機に」との動きが進んでいる。 「取れる魚を使わない手はない」。宮城県水産技術総合センター技師の菅原幹太(27)はこう強調する。宮城県では、これまでほとんど水揚げがなかったチダイが2016年ごろから取れ始め、21年には年間300トンを超えた。■商品開発進む センターはチダイなど南方で多く取れる「暖水性魚種」の...
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