「木の幹が腐って白くなり、枝が突然折れてしまった。風が強い日の翌日は太い枝が何本も折れていますよ」。大聖寺(浪江町)の住職青田敦郎(63)は、境内にある県指定天然記念物「アカガシの樹群」を見ながらつぶやいた。その言葉通り、アカガシは幹の一部が白くなり、枝が何本も折れていた。■西日本から東へ 樹齢数百年とされる大聖寺のアカガシは、町などが2019年に行った調査で大半が枯れ、2本が枯死していることが...
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