【環境考察/森の再生】中高層木造ビル脚光、気候変動対応と森林資源活用

01/29 08:00

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スギやヒノキなどを活用して建てられたビル=仙台市

 国内で木造の中高層ビルの建設が相次いでいる。背景にあるのが気候変動への対応と、森林資源の有効活用だ。脱炭素の推進策として新たな建築物が脚光を浴びる。 仙台市のJR仙台駅から徒歩数分の場所にある7階建てビル「高惣(たかそう)木工ビル」。木の柱や梁(はり)がガラス越しに見え、周囲のビルとはたたずまいが異なる。「主要構造部の全てが木造で、スギやヒノキを使用しています」。設計・施工した株式会社シェルター...

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