「去年はひどかったけど、今年もだ」。羽鳥ダム(天栄村)を水源とした農業用水を管理する矢吹原土地改良区(矢吹町)副理事長の佐藤幸一郎(76)はため息をついた。ダムの水不足が深刻だった昨年と同様の状況にあり、春先の通水開始時期を例年より2週間程度遅くしたからだ。■水利用見通し立たず たびたび水不足に悩まされてきた。東北農政局によると、羽鳥ダムの過去10年間の5~9月の最低貯水率は6.5~53.2%。...
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