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ドラマ『七夕の国』第9話:消息不明だった丸神教授(三上博史)による謎解き講義

07/31 10:13

  • エンタメ総合
丸神正美教授(三上博史)の額には能力者の証が刻まれていた=実写ドラマ『七夕の国』第9話より (C)2024 岩明均/小学館/東映

 ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて独占配信中のオリジナルシリーズ『七夕の国』。25日に第8話が配信され、予想外の急展開を迎えた。丸神の里に戻ってきた丸神頼之(山田孝之)と高志(上杉柊平)は謎の組織が仕掛けた銃撃戦に巻き込まれ、対抗するもそこから逃げ惑う事態となった。

【画像】ドラマ『七夕の国』第9話の場面写真

 本作は、『寄生獣』や『ヒストリエ』などの作品で知られる岩明均氏のSF漫画が原作。物に触れずに物体に小さな穴を開けられるという役に立たない“超能力”を持つ平凡な大学生の主人公・南丸洋二(通称「ナン丸」)が、「ビルや人が、謎の“球体”にまるくエグられる」という世間を騒がず衝撃的な怪奇事件と同じ“球体”を操る力であることを知り、自分のルーツである“丸神の里”の秘密に迫っていく。

 8月1日に配信開始となる第9話「カササギからの贈り物」でキーパーソンとなるのは、これまで回想シーンでしか姿を現すことのなかった三上博史演じる丸神正美教授。ナン丸たちが通う東京の大学の教授で、不可思議な手紙を残したまま突然の失踪。その行方を捜すために、ナン丸(細田佳央太)は丸神ゼミに所属する講師・江見(木竜麻生)、ゼミ生の桜木(西畑澪花)・多賀谷(濱田龍臣)とともに、丸神の里に赴いていたのだが、ようやく丸神教授が姿を現す。

 頼之と同じ“丸神”の姓を持ち、丸神の里で何やら研究を続けていたようだが、その真の目的が第9話で明らかになる。戦の如く残虐な跡を残した銃撃戦の果て、途方に暮れるナン丸と東丸幸子(藤野涼子)。そこに幸子の祖母(朝加真由美)が現れ、ナン丸をかくまうよう指示されたと、行方不明だった丸神正美教授(三上)の名前を告げる。

 殺人容疑のかかった頼之を追う警察に対し、同じ能力者であるナン丸は一体何を語るのか。そして、行方をくらませていた丸神正美教授の額には、能力者の証が刻まれていて…。

 最終話の衝撃的な種明かしへとつながる、怒とうの伏線回収が見どころの第9話。丸神教授による“謎解き講義”では、大学の講義の如き巧みな話術で次々と謎が解かれていく。6月に行われる、季節外れの七夕祭り、丸神の里(丸川町)の町民だけが見る悪夢、球体の力はなぜ、何のために、ナン丸たちに与えられたのか?頼之の真の目的とは?最終回への期待が高まる第9話のラストシーンは度肝を抜かれ思わず目を丸くすること間違いなしだ。

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