【衆院選・識者の視点】相双漁協組合長・今野智光氏 海外に科学的データを

10/23 12:20

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「第2期復興・創生期間の終了後も、漁業復興に向けた施策を求めたい」と話す今野氏

 昨年8月に東京電力福島第1原発の処理水海洋放出が始まってから、1年余りが過ぎた。相馬双葉漁協では、ほとんどの魚種で価格に極端な下落は見られず、大きな影響が出ていないことに胸をなで下ろしている。だが、中国による日本産水産物の全面禁輸を受けて、ナマコの価格が大きく下がるなど、影響が全くないわけではない。さらに県外では、中国向けのホタテの輸出が皆無になるなど、仲間の漁業者が受けている被害は甚大だ。...

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