昨年8月に東京電力福島第1原発の処理水海洋放出が始まってから、1年余りが過ぎた。相馬双葉漁協では、ほとんどの魚種で価格に極端な下落は見られず、大きな影響が出ていないことに胸をなで下ろしている。だが、中国による日本産水産物の全面禁輸を受けて、ナマコの価格が大きく下がるなど、影響が全くないわけではない。さらに県外では、中国向けのホタテの輸出が皆無になるなど、仲間の漁業者が受けている被害は甚大だ。...
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