衆院選・比例代表、本社終盤情勢調査 立民3割弱で最多、自民は2割強に減

10/25 08:45

 福島民友新聞社が読売新聞社と共同で実施した衆院選の終盤情勢を探る世論調査によると、比例代表の投票先は立憲民主党が3割弱で最も多く、2割強の自民党が続いた。序盤の調査では立民と自民がともに3割弱と拮抗(きっこう)していたが、自民に投票するとの回答が減った形だ。

 このほかの投票先は、国民民主党、共産党、公明党、れいわ新選組、日本維新の会、社民党、参政党と続いた。1割強は未回答だった。

 立民は立民支持層の9割弱を固めるほか、無党派層の3割弱などに食い込む。

 自民は自民支持層の8割弱が投票するとしたが、無党派層へは1割弱の浸透にとどまった。

 年齢別では立民が50代以上に浸透しており、自民に投票するとの回答は30~40代で高い傾向となった。

 「投票行く」9割超

 県内有権者のうち、衆院選の投票に「必ず行く」と答えたのは74%で、「なるべく行く」の19%と合わせると93%に上った。「行かない」は2%のみだった。

 選挙戦への関心について尋ねると「大いにある」が58%、「多少はある」が31%だった一方、「あまりない」は7%、「全くない」は3%だった。

 内閣不支持増える

 石破内閣の支持率は35%にとどまり、「支持しない」との回答が41%で上回った。「支持しない」と答えた有権者は序盤の調査(36%)より増えており、特に男性で「支持しない」の回答が多い傾向だった。

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