郡山市は25日、中央図書館など公共施設3カ所の命名権(ネーミングライツ)について、優先交渉権者3社を発表した。各社が提案した愛称は「アサカ理研郡山中央図書館」「蔭山工務店大安場史跡パーク」「福島ニチレキ小原田歩道橋」。市との契約締結後、来年4月1日から各施設で愛称の使用を始める予定。品川萬里市長が25日の記者会見で示した。概要は【表】の通り。
優先交渉権者はいずれも市内に本社を置く企業で、中央図書館がアサカ理研(税別年額200万円)、大安場史跡公園が蔭山工務店(同120万円)、東部幹線に架かる小原田歩道橋が福島ニチレキ(同31万円)に決定した。契約提案年数は来年4月1日から5年間。
今回の3施設と同時期に募集した熱海フットボールセンター、労働福祉会館には応募がなかった。市が命名権を導入した施設は今回を含めて計14施設になる。