来年8月23日に任期満了を迎える大玉村長選で、新人で元村議の遠藤勇雄氏(68)は31日までに、無所属で立候補する意思を固めた。16日に開く後援会の会合で正式に表明する見通し。
遠藤氏は福島民友新聞社の取材に「教育環境の充実や高齢化が進む農業の担い手不足、高齢者の交通手段の確保に取り組みたい。村民が安心・安全・安定して暮らせる村づくりを進める」と述べた。
遠藤氏は同村出身。慶応大法学部通信教育課程卒。1974年に村役場に入り総務部長などを務めた後、2015年の村議選で初当選。17年の村長選にも出馬した。
村長選を巡り、現職の押山利一氏(75)=3期=は現時点で態度を明らかにしていない。