1960年代の米国のポップアートを紹介する展覧会「ポップ・アート 時代を変えた4人」が福島市の県立美術館で開かれている。12月15日まで。同館などでつくる実行委員会の主催。
ポップアートは広告や著名人のポートレートなど日常にありふれたものを通して社会的なテーマを描く現代美術。同展ではアンディ・ウォーホルなどの作品約130点を展示している。
マリリン・モンローの顔をさまざまな色の組み合わせで描いたウォーホルの「マリリン」や、当時のポップアート作家が共同制作した画集「1セント・ライフ」などの作品が見られる。
学芸員の浜田洋亮さんは「生活と親しみのあるモチーフの中に社会的・芸術的なテーマが隠れている。奥が深いポップアートの世界を楽しんでほしい」と話している。
開館時間は午前9時半~午後5時。月曜日は休館。観覧料は一般1500円、大学生千円、小・中学・高校生が600円。福島教育週間(今月1~7日)は高校生以下無料。問い合わせは同館(電話024・531・5511)へ。