観光ガイドブック「地球の歩き方」の東北4県(福島、青森、岩手、宮城)版が来年2月20日に発売される。国内版は22冊目で、東北を取り上げるのは初めて。約600ページにわたり、食や文化、歴史など4県の魅力を幅広く紹介する。
4県の魅力を伝えることで周遊観光を促そうと、地球の歩き方社が旧陸奥国の4県の見どころを一冊にまとめ「みちのく」版として出版する。福島県の59市町村を含め167市町村の情報を掲載する。4県の震災伝承施設、自慢の麺料理、こけし図鑑、ご当地パン、歴史と文化、日本酒、温泉宿などの特集ページがある。
由良暁世編集長、斉藤麻理出版編集室プロデューサーは11日、県庁を訪れ、藤城良教観光交流局長に発売決定を報告した。
価格は2750円で、各種インターネットサイトなどで予約を受け付けている。