キリンビールと東北地方のクラフトビール醸造所11社は、今年収穫した岩手県遠野市産の生ホップを急速冷凍した「凍結ホップ」を使用したビールを限定発売した。東北産ホップの魅力を広め地域活性化につなげる「東北とれたてホッププロジェクト」の一環。
今年は、キリンビールの期間限定商品「一番搾り とれたてホップ生ビール」で使用する「凍結ホップ」を使い、各社が独自のビール醸造に取り組んだ。本県からは福島路ビール(福島市)が参加し、本県産白桃「あかつき」と「凍結ホップ」を使用したフルーツビール「ダブルフレッシュ」を販売している。
きょうまで販売会
「一番搾り とれたてホップ生ビール」をはじめとする12種類の個性豊かなビールを集めた販売会は7日まで、仙台市のJR仙台駅東西自由通路で開かれている。時間は午前10時~午後7時。小西敏雄キリンビール東北統括本部長は「この機会にホップやクラフトビールなど『東北のいいもの』を知ってもらいビール市場全体を盛り上げていきたい」と話した。