彗星(すいせい)は、夜空に尻尾のような光の筋を伸ばし現れ、ほうき星とも言う。約76年周期で出現するハレー彗星は有名。最近は紫金山・アトラス彗星が話題だ。 本書は、その正体と、謎に挑んできた天文学者たちの研究を会津若松市出身の国立天文台上席教授が解説した一冊。 一端を記すと、彗星の正体は汚れた雪玉。太陽に近づいたとき出る光の尾は、チリが噴き出したものと、溶けた氷がガスになり噴き出した尾の2種類...
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