小中学生が多彩な職業を体験する福島県のイベント「アウト・オブ・キッザニアinふくしま相双」が9日、南相馬市の福島ロボットテストフィールドをメイン会場に始まった。10日まで。
地域の特色を生かした体験プログラムを提供することで、子どもたちの地元への愛着や職業観を育む。子ども向け職業・社会体験施設「キッザニア」を運営する「KCJ GROUP」が監修した。
同フィールドや相双地方の事業所などで33のプログラムが行われ、参加者が新聞記者や金融、警察、消防、建設などの仕事を体験した。
福島民友新聞社も出展し、子どもたちが自律移動ロボットの開発などを手がけるクフウシヤ(相模原市)のブースで四脚ロボットの取材や写真撮影、紙面作成に挑戦した。いわき市の遠藤大地さん(小川小5年)は「写真やインタビューに興味があったので体験できて楽しかった」と話した。開催時間は午前10時~午後4時。