今年で没後10年となった福島市出身の詩人、長田弘は「読む本」や「読むべき本」に加え、「読まない本」「読まれない本」が大切というのが持論だった。「本の文化」を深くしてきたものは、読まない本をどれだけもっているかということです―(「読書からはじまる」ちくま文庫) ▼週末に福島市立図書館の本館を訪ねたら、月替わりの展示コーナーに100回以上の貸し出しがあった本と、全く貸し出されていない本が紹介されて...
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