陸上男子400メートル日本記録保持者の佐藤拳太郎(富士通)が18日、オンラインで取材に応じ、優勝すればパリ五輪代表に決まる27日開幕の日本選手権(新潟市)へ「44秒台、そして日本記録以上のタイムを狙うところに一番重点を置いている。日本記録以上を出せれば順位もおのずとついてくる」と、初制覇と五輪切符獲得へ抱負を語った。
昨夏に44秒77をマークし、32年ぶりに日本記録を塗り替えた。過去に痛めた左アキレス腱の状態が悪化する時もあるそうで「探り探りではあるが、コンディションを整えている」と言う。国内のライバルたちも同じく記録を伸ばしているが「レベルが上がることはうれしい」と歓迎した。