陸上の日本選手権混成競技に出場する有力選手が開幕前日の21日、会場の岐阜長良川競技場で記者会見し、男子十種競技の前回王者で昨年の世界選手権代表の丸山優真(住友電工)は「五輪出場を目標に昨年12月にエストニアに武者修行に行くなど、やれることは最大限やってきた。全力を出し切って目標を達成したい」と決意を口にした。
女子七種競技で昨年2大会ぶり5度目の制覇を果たした山崎有紀(スズキ)は「自己記録の更新と優勝が目標。五輪イヤーに盛り上がる点数が出せれば」と意気込んだ。
パリ五輪の代表選考会を兼ねるが、参加標準記録は男女とも日本記録を上回っている。