乗客乗員520人が犠牲となった1985年8月の日航ジャンボ機墜落事故から39年となるのを前に、現場の「御巣鷹の尾根」にほど近い群馬県藤岡市の美九里東小で27日、5、6年の児童29人が慰霊登山で使うつえ30本に、空の安全を祈るメッセージを書き込んだ。
6年の中尾柊さん(11)は「二度とこのようなことが起こりませんように」と書き込み、取材に「頂上まで登ってほしい」と語った。
つえは、藤岡市の本多一助さん(83)が1992年から作り続けている。これまでに作った数は3500本に上るという。
完成したつえは上野村役場に届け、事故当日8月12日の慰霊登山に利用してもらう。