自動車などの大量生産に必要な「型式指定」の認証不正問題で国土交通省は28日、出荷停止を指示していた3社の現行生産6車種のうち、マツダの2車種とヤマハ発動機の1車種について安全や環境に関する性能の基準(保安基準)への適合を確認したとして、指示を解除した。トヨタ自動車は引き続き調査中としている。
国交省はマツダ、ヤマハ発、ホンダ、スズキに対する行政処分は見送り、スズキを除く3社に再発防止策を実施して半年ごとに報告するよう文書で行政指導した。スズキは不正の時期が古く再発防止策を完了しているとして、指導も見送った。