タカラトミーは28日、社員やその配偶者が出産した際に1人当たり200万円を支給する「出産育児祝い金」制度を新設したと発表した。28日以上の育休取得が条件で、人数制限は設けない。こうした両立支援では携帯電話大手ソフトバンクが第3子以降に100万~500万円を支給しているなどの例があるが、第1子から200万円は同様の制度の中でも極めて手厚いとみられる。
7月1日から適用する。これまで出産祝い金などはなかった。育児や介護で同僚の休業や短時間勤務が発生する職場で、業務をカバーする社員に「応援手当」を支給する制度も試験導入する。