モンゴル総選挙、与党に勢い 野党内紛で政権維持か

06/28 18:10

 モンゴル・ウランバートル

 【ウランバートル共同】モンゴルで28日、任期満了に伴う一院制の国会、国民大会議(任期4年、定数126)の総選挙が実施された。同日中に開票を開始。与党モンゴル人民党に勢いがあり、8年間続く政権を維持するとの見方が多い。最大野党の民主党は内紛が激しく、党勢拡大の足かせとなっている。

 モンゴルはロシアによるウクライナ侵攻後もエネルギー供給を受けるロシアと高官交流を維持。中国への経済的依存が高まっており、選挙結果にかかわらず中ロとバランスを保つ外交を続ける見通し。民主主義国家として日米との関係も重視し、人民、民主両党は日本留学経験者を比例代表の名簿順位1位に据えた。

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