【重慶共同】家具・日用品販売大手のニトリホールディングスは28日、中国市場での店舗数が合計100店となったことを記念する式典を重慶市で開いた。中国経済は個人消費がさえず、デフレ懸念もくすぶるが、持ち前のコストパフォーマンスの高さを武器に逆風下で事業拡大を加速する。
ニトリは28日、重慶や広東省広州市などで4店舗を同時オープン。2014年の第1号店開業以来、10年目で店舗数が100に達した。
重慶市内の商業施設で開いた記念式典で、武田政則副社長は消費市場としても中国を海外事業の柱に育てる方針で、32年には同国内の店舗数を900に引き上げる目標も明らかにした。