11月の米大統領選に向けて27日に開かれた候補者テレビ討論会に関し、米主要メディアは言葉に詰まるなどして高齢不安を払拭できなかったバイデン大統領の苦境と民主党内の「パニック」を伝え、トランプ前大統領に軍配を上げた。
ニューヨーク・タイムズ紙電子版は「ぶざまなパフォーマンスとパニックに陥る党」の見出しで、バイデン氏の「支離滅裂な発言」により大統領候補としての資質に疑問符が付いたと報じた。
ワシントン・ポスト紙はバイデン氏の数字の言い間違いに触れ「か細い声と、もごもごつぶやくような言葉」で「年齢への懸念を即座に引き起こした」と伝えた。(共同)