【瀋陽共同】中国遼寧省瀋陽市で30日、日中両国の友好と民間、文化交流を深めようと、書画の愛好家らが墨書した約80の作品を紹介する書道展が開催された。瀋陽を初訪問した金杉憲治駐中国大使も出席し「時に厳しい日中関係を常に支えてきたのが民間、文化交流だ。この書道展が交流活発の一助になると確信する」と語った。
書道展は、立ち振る舞いを美しくする「しつけ」の世界普及に努める「日本躾の会」(伊藤尚子会長)などが主催。日本側から塩崎恭久元官房長官も「躾」と揮毫した作品を出展。中国側の作品には、漢詩の一節などが力強い筆致で大書された作品が目立った。