【ワシントン共同】米CNNテレビは6月30日、米軍が欧州の軍関連施設のテロ警戒レベルを5段階で上から2番目の「チャーリー」に引き上げたと報じた。ドイツのシュツットガルトにある欧州軍司令部も含まれる。欧州に駐在する米当局者は過去10年間で経験したことがない警戒度の高さだとしている。
テロの脅威情報の具体的な内容は不明。ドイツではサッカーの欧州選手権が開催中で、パリ五輪も7月26日に開幕するため、地元当局は警戒を強めている。
米軍のテロ警戒レベルは最も高い「デルタ」から「通常」までの5段階。「チャーリー」はテロの脅威が高いとの兆候を得た際に適用される。