3日の東京株式市場は、日経平均株価が4営業日続伸した。終値は前日比506円07銭高の4万0580円76銭。企業の輸出採算を押し上げる水準の円安基調が続き、終日買い優勢だった。終値として3月27日以来、約3カ月ぶりの高値を付けた。
TOPIXは4営業日続伸し、15・56ポイント高の2872・18。1989年12月に付けた終値の史上最高値の2884・80に近づいた。出来高は約16億9千万株。
ハイテク株主体の米ナスダック総合指数が前日に過去最高値を付け、東京市場でも半導体や電子部品関連が買われた。株式市場の取引時間中は円相場が1ドル=161円台で推移し、輸出銘柄の支えになった。