【ニューヨーク共同】中国の競泳23選手が2021年初頭にドーピング検査で陽性となったものの処分が科されなかった問題について、FBIと司法省が捜査を開始した。ニューヨーク・タイムズ紙などが4日伝えた。23選手には東京五輪の金メダリストやパリ五輪のメダル候補もいるという。
世界水連は声明で、ブレント・ノビツキー事務局長が証人としての召喚状を米政府から受け取ったと明らかにした。「大陪審での証言を回避するため、米政府との面会を調整している」としている。
今年4月に不処分が報じられ、世界反ドーピング機関は不正行為はなく、検体の汚染が原因であると認定したと発表していた。