【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズは4日、大統領選討論会で精彩を欠いた民主党のバイデン大統領(81)が、睡眠時間を増やし仕事を減らす必要があると話していたと報じた。撤退圧力にさらされるバイデン氏は4日放送のラジオ番組で選挙戦継続に意欲を示したが、高齢による心身の衰えや疲労蓄積に懸念が噴出している。
バイデン氏は3日に開いた民主党の州知事らとの会合で、スタッフの助言を聞かず過密な予定を組んでいたと説明。仕事を減らして午後8時以降は行事予定を入れず、睡眠時間を増やす必要があると述べた。バイデン陣営は4日「冗談だった」と釈明した。