週明け8日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=160円台後半で取引された。
午前10時現在は前週末比15銭円高ドル安の1ドル=160円61~62銭。ユーロは28銭円高ユーロ安の1ユーロ=173円80~82銭。
米労働省が5日発表した6月の雇用統計で失業率が悪化し、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げへの期待がやや強まった。米長期金利が低下し、日米の金利差縮小の思惑から円買いドル売りが先行した。
市場では「人手不足の緩和で米国のインフレ圧力が和らぐ可能性がある」(外為ブローカー)との声があった。