週明け8日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が前週末終値を挟んで一進一退の展開となった。前週末の米国株高を支えに一時100円近く上昇し、4万1000円台を付けた。このところ急ピッチで上昇したため、高値への警戒から利益を確定する売り注文が優勢となる場面もあった。
午前終値は前週末終値比87円43銭高の4万0999円80銭。東証株価指数(TOPIX)は3・86ポイント安の2880・32。
朝方は自動車など輸出関連銘柄の一角で売りが先行した。外国為替相場が円高ドル安方向に振れたことも重荷だった。
その後は、半導体関連銘柄の一角に買い戻しが入った。