中国の6月物価、0・2%上昇 需要低迷で低水準続く

07/10 11:23

 【北京共同】中国国家統計局が10日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0・2%上昇した。5カ月連続でプラスを維持したが、伸び率は5月から0・1ポイント鈍化した。不動産不況を背景に国内需要が低迷しており、物価が上がりにくい状況が続いている。

 同時に発表した6月の工業品卸売物価指数(PPI)は0・8%下落した。マイナスは21カ月連続。下落幅は5月より0・6ポイント縮小した。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line