【キーウ共同】ウクライナ政府は10日、ロシアから8日に攻撃を受けたキーウ(キエフ)の小児病院で当時、集中治療室(ICU)におり、その後に別の病院に移った男の子が死亡したと発表した。
リャシュコ保健相は「不幸にも小児病院にいた子どもの患者で初めての死者が出てしまった」と交流サイト(SNS)に投稿した。国営通信社ウクルインフォルムによると、リャシュコ氏は、攻撃で崩壊した病棟は3カ月ほどで再建が可能だとの見方を示した。
コスチン検事総長は10日、南部ザポロジエ州で無抵抗のウクライナ兵をロシア兵が射殺したとし「法律と倫理を無視し続けている」と非難した。