ドイツ、5Gで中国勢を排除へ 安保懸念、米国と歩調合わせ

07/12 09:24

 【ベルリン共同】ドイツ政府は11日、ドイツテレコムやボーダフォンなど大手通信会社と、第5世代(5G)移動通信システムから中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の製品を5年以内に排除することで合意したと発表した。安全保障上の懸念から、リスクを軽減するための措置だと説明している。

 ファーウェイとZTEを巡っては、米国や英国、カナダなどが排除を進めるほか、日本も事実上排除しており、歩調を合わせる。欧州連合(EU)欧州委員会も昨年6月、5G移動通信システムの基地局市場からファーウェイなどを排除するよう加盟国に求めた。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line