12日午前の東京株式市場は日経平均株価(225種)が大幅反落し、前日終値からの下げ幅は一時1000円を超えた。11日まで3日続けて史上最高値を更新していたが、12日は前日の米国のハイテク株下落を嫌気した売り注文が膨らんだ。外国為替相場の円高ドル安進行も重荷だった。
午前終値は前日終値比835円10銭安の4万1388円92銭。東証株価指数(TOPIX)は28・41ポイント安の2900・76。
前日の米国市場では、ハイテク株主体のナスダック総合指数が下落した。この流れを引き継いだ12日の東京市場でも朝方から半導体関連銘柄を中心に売られた。