12日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=159円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比2円55銭円高ドル安の1ドル=159円07~10銭。ユーロは2円31銭円高ユーロ安の1ユーロ=172円88~97銭。
前日発表の6月の米消費者物価指数をきっかけに大量のドル売り円買いが入った。米国のインフレ鈍化傾向が強まったとの見方が広がり、日米の金利差縮小が意識された。市場では政府・日銀による為替介入があったとの観測もある。
外為ブローカーは「市場関係者は為替介入を巡る情報に神経をとがらせており、荒い値動きになっている」と話した。