【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は12日、米短文投稿サイトX(旧ツイッター)が巨大IT規制「デジタルサービス法(DSA)」に違反しているとの暫定的な見解を公表した。著名人らのアカウントが本物だと示していた青色の認証マークが、制度変更により利用者を惑わせていると判断した。
Xには反論の機会がある。違反が最終的に確認されれば、世界における売上高の最大6%の制裁金を科される。
Xは米実業家イーロン・マスク氏が2022年10月に買収してからサービスや規約を見直した。青色の認証マークの運用も変え、有料会員なら誰でも付けられるようになった。