【ニューデリー共同】インドを訪問中の衆院の額賀福志郎議長は1日、モディ首相と面会し、日印間の人材交流の推進を申し合わせた。留学や就職を通じ、今後5年間で5万人規模の交流を目指す。年内を見込むモディ氏訪日に合わせて実現に向けた対応策を取りまとめる方針という。
日本側はインドの豊富なIT人材を国内に多数招き、経済成長や技術革新の起爆剤としたい。受け入れ態勢の整備や、両国の新興企業支援、日印大学間の共同研究の推進などが対応策の軸となる。
人口世界一のインドは、今後数年で世界第3位の経済大国になることが見込まれる。