「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団が原発事故で健康や地域の環境を損なったとして、国と東京電力に原状回復や慰謝料などを求め、福島地裁に提訴してからほぼ1年が過ぎる。団長の中島孝さん(58)は「被災者全体に対する救済のため、声を上げ続けていく」と語る。 中島さんは相馬市でスーパーを経営する。店の売りは、地元の魚を使った豊富な総菜の品ぞろえだった。しかし、原発事故で本県漁業は...
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