相馬市の尾浜細田地区住宅団地は、市内で2番目の災害公営住宅として昨年12月、18戸が完成、鍵が引き渡された。 石和田キヨイさん(74)は、同市原釜の自宅が津波で損壊し、大野台仮設住宅に入居、同12月23日に災害公営住宅に移った。狭い仮設住宅では、段ボールの箱の上に位牌(いはい)などを置いていた。同団地に引っ越してきて、思わず涙が出た。「真っ先に仏壇を買いに行った」という。仮設住宅と比べれば不満...
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