大津波により多くの犠牲者を出した被災地で、生活再建の切り札とされるのが高台への集団移転だ。いわき市の津波被災地では、防災集団移転促進事業と震災復興土地区画整理事業が展開されている。 防災集団移転促進事業は、錦町須賀、走出、金ケ沢、末続の4地区で進んでいる。いずれも着工済みで、錦町須賀は引き渡しも始まり、19区画のうち今月3日現在で15区画が引き渡された。走出は10月ごろの予定。本年度中の引き渡...
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